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まだやってるの! ブランドがSNSでやらかす痛すぎミス5連発

売る気満々、会話ゼロ コメント無視はアルゴリズムにも嫌われる

広告ばかりで会話がないアカウントは、ユーザーから「冷たい」と見なされるだけでなく、アルゴリズムにも不利です。コメントは単なるテキストではなく「参加」の証。放置するとエンゲージメントが下がり、結果的に投稿のリーチが縮みます。ユーザーは買いたいわけじゃなくて、まず「話しかけたい」だけなのに、ブランドが一方的に売り続けるのは、デートで会話を一切返さないようなものです。

まずは数値で現状把握を。返信率と平均応答時間をKPIに設定し、日次でチェック。理想は「初動数時間以内、遅くとも24時間以内」に反応すること。忙しい時間帯は自動応答で受け止めつつ、必ず24時間以内に人がフォローアップするフローを作りましょう。放置よりは定型文でも返信したほうが印象は良く、アルゴリズムも会話のシグナルを検知します。

実践テクニックはシンプル。①テンプレ返信を用意して最初の一文だけパーソナライズ、②よくある質問は固定のリプライに誘導してDMへ移行、③良いコメントはピン留めして他のユーザーにも見せる。さらに、コメントを商品開発のネタに変える―「この声で次の色を作る?」と問い返すだけでエンゲージメントが伸び、UGC(ユーザー生成コンテンツ)も生まれます。

最後に短いチェックリスト:毎日モニタリング時間を決める、返信率を可視化する、テンプレと個別対応のバランスを保つ。売る気はそのままに、まずは会話のスイッチを入れてください。放置ゼロで信頼もリーチも取り戻せます。

全部乗せ投稿は伝わらない ひとつの投稿にひとつの目的

SNSで「全部乗せ」の投稿をすると、見る側は一瞬で混乱します。スクロールのスピードは速いので、画像に情報が多すぎたり、キャプションが長文すぎたりすると、結局何をしてほしいのか伝わりません。ブランドはつい「全部伝えたい」と欲張りがちですが、欲張るほど伝わらないのが現実です。

まずは目的をひとつに絞ること。認知を広げたいのか、サイトに誘導したいのか、リアクション(コメントや保存)を増やしたいのかを決め、KPIとCTAを明確にしてから作り始めましょう。目的が決まれば、ビジュアル、コピー、リンク先、投稿時間の選定がすっと整います。

クリエイティブはシンプルに。メインのビジュアルは1つのメッセージに集中させ、キャプションは短めで補足と行動の指示だけに。ハッシュタグも厳選して数を絞る。複数のゴールがあるなら、一つの投稿で詰め込むのではなく、シリーズ投稿やカルーセルで段階的に伝えるほうが効果的です。

最後に測定と改善をセットに。投稿ごとに設定したKPIを見て、うまくいったパターンをテンプレ化すること。社内で「目的がひとつか?」を確認するワンポイントチェックリストを作れば、次の痛い失敗を回避できます。全部乗せじゃなく、ひとつ勝負で刺さる投稿を。

トレンド後乗りはもう古い スピードと独自角度で勝つ

流行に「あとから乗る」だけだと、誰のフィードにも埋もれるだけ。重要なのは速さと角度。SNSでは数時間で空気が変わるから、良いタイミングを逃した投稿はただの過去のものに。だからこそチームにはスピードとブランドらしさを同時に備える仕組みが必要です。

まずは検知と判断の仕組み作りを。トレンド監視ツールや社内チャットの即時アラートで「話題を知る」時間を最小化し、30分ルールのような簡単な意思決定フローを用意しましょう。テンプレート化されたクリエイティブ枠、撮影・編集の最短パスを決めておけば、0→1の時間を劇的に短縮できます。

次に「独自角度」を常に考えること。真似だけではなく、ブランドならではの視点や裏側、失敗談、専門家の一言などで差別化を。フォーマットはシンプルに保ちつつ、少しひねった切り口を必ず入れるとエンゲージが伸びます。UGCを拾って再構成するのも手堅い方法です。

最後は測定と撤退ラインを設定すること。初動の反応をKPI(再生数・保存・コメント)で見て、効果がなければ速やかに撤退・再設計。成功事例はテンプレ化し、失敗はナレッジ化して次へ繋げる。速く、でも自分たちの声で勝ちにいく――これが今の勝ち筋です。

クリエイティブが毎回別人 ブランドボイスとビジュアルの統一が命

毎回違うテイストで投稿していると、フォロワーは「今日は誰が話してるの?」と首をかしげるだけ。SNSでは初対面を何度も繰り返すと信頼を失う。だからまずは「誰が」「どんな口調で」「どんな顔で」語るのかを固めよう。

統一のメリットは明快だ。視覚的一貫性はスクロール速度を止め、言葉の一貫性は距離感を縮める。色、フォント、写真のトーン、語尾や絵文字の使い方まで決めておくと、広告感が減りエンゲージメントが伸びやすくなる。

では具体的に。最小限のブランドキットを作ってテンプレ化すること。頻出パターンのサムネフォーマット、キャプションの導入文、NGワードリスト、撮影時のライティング指針――これらをGoogleドライブやNotionに置けば運用が格段に楽になる。

運用のコツは「習慣化」。撮影日は同じフォーマットで5本撮る、サムネは3パターン以内に絞る、CTAは色と位置を固定する。週ごとの数値で変化を見れば、どの統一が効いているかが分かるはずだ。

一貫したクリエイティブと配信の強化を同時にやるなら、外部の成長支援を併用するのも手。たとえば YouTube ブースト のようなサービスで届き方を補強すれば、作った統一感がちゃんとユーザーに届く確率が上がる。

結局、毎回別人になって投稿している時間はムダが多い。今日の投稿から一つだけ守るルールを決めてみて。小さな統一が、あなたのブランドの「顔」をつくる一歩になる。

いいね至上主義の罠 KPIを売上につながる行動に結びつけよう

SNSでの「いいね」は麻薬のように気持ちいい。でも数字が光っていても、注文や問い合わせにつながらなければ意味がない。多くのブランドが陥るのは、見栄えのいいKPIを追うあまり、ユーザーの次の行動(購入や問い合わせ)に結びつける設計を怠っている点だ。

まずはゴールを逆算しよう。商品購入なのか資料請求なのかで必要なアクションは変わる。いいね→保存→クリック→カート追加→購入 の流れを想定して、各段階で計測できる指標を置く。保存は興味、クリックは訴求、フォーム送信やDMは商談の兆し。KPIは売上に近い指標を優先し、いいねは補助に位置づけるのが安全だ。

具体的な施策はシンプル:UTMやイベントで投稿ごとの動線を追跡する、CTAは一つに絞って次の行動を明示する、A/Bテストでどのクリエイティブが実際にCVを生むか検証する。この小さな実験が「いいねは増えたけど売上は変わらない」を解消する鍵だ。

結論として、いいね至上主義をやめて「行動至上主義」へ切り替えよう。売上に直結する一つのアクションを今週のKPIに据え、その数値を元に改善を回せば、見た目の満足感よりも確実な成果が手に入る。まずは一つ、測れる行動を決めて動いてみて。

Aleksandr Dolgopolov, 12 December 2025