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分析担当なんていらない!DIYアナリティクスでプロ並みトラッキングを今すぐ始めよう

3つの指標だけでOK:迷子にならないKPI設計術

指標が多すぎると迷子になります。そこで今日から使えるシンプル処方:たった3つだけに絞る。ざっくり言えば、流入(獲得)活性化(初回の価値体験)、そして継続/収益です。複雑なダッシュボードは不要、これだけあればユーザーの道筋とボトルネックが見えます。

具体例はこう。流入=広告やSNSのクリック数、活性化=初回の重要アクション(例:アカウント作成・初購入)、継続=7日後の再訪や課金率。イベント名は短く統一(例:signup, first_purchase, week1_return)しておくと後の集計が楽です。導入が面倒ならまずはここを整え、必要なら購入 Instagram ブースティングなどでテストトラフィックを流してみましょう。

実装ワザは3ステップ。1) イベントを命名してトリガーを貼る、2) 簡易ファネルを作る(流入→活性化→継続)、3) 目標値を決める(たとえば活性化率3%、7日継続20%など)。数値は業界平均を参考に初期設定し、A/Bで改善していきます。

週次で見るべきは変化の方向性。増減が出たらまず原因を特定(流入品質?導線の摩擦?)し、仮説→実験を一つずつ。重要なのは完璧より「再現できる測定」。小さく回して学ぶ方が速いです。

分析担当を待つ暇はありません。3つに絞って、イベント名を決めて、短いサイクルで改善を回せば、DIYでもプロ並みの成果が出せます。さあ最初のイベントを一つ設置して、数字と会話を始めましょう。

無料ツールでここまでできる:GA4とLooker Studioの最短セットアップ

まずは心配無用。無料の組み合わせだけで「プロっぽい」トラッキングは十分手に入ります。手順はシンプル:GA4でプロパティ作成→Measurement ID取得→サイトに埋め込み(直接gtagかGoogle Tag Manager)→Enhanced Measurementをオン。5分でページビューが流れ始めるのを確認できれば、土台は完成です。

次に重要なのはテストと命名規則。GA4のDebugViewとRealtimeでイベントが到達するか確認し、イベント名は短く統一(例:purchase、sign_up、view_item)。売上や重要アクションはGA4上でコンバージョン化しておくと後が楽です。GTMを使えばイベントの条件分岐、パラメータ送信がノーコードに近い感覚でできます。

可視化はLooker Studioにお任せ。GA4をデータソースとして接続し、テンプレートをベースに「ユーザー推移」「イベントファネル」「コンバージョン率」を並べれば、意思決定に使えるダッシュボードが即完成。日付コントロールやセグメントフィルタを置くのを忘れずに。必要ならデータブレンディングで広告データやCRMと合体させるのも簡単です。

最後に実践的なコツ:重要パラメータ(page_type、product_id、campaign)を必ず送る、命名ルールをドキュメント化、毎週のデータ品質チェックを習慣化。これだけで「分析担当がいない」状態でも、意思決定に十分な信頼できるデータ基盤が手に入ります—さあ、今日からDIYで始めましょう。

イベント設計は料理の下味:クリック・スクロール・購入の追いかけ方

イベント設計を始める前に覚えておきたいのは、味付けは「過剰でも不足でもダメ」ということ。クリックを片っ端から取るだけでは塩辛い料理になるし、購入だけを見ていると出汁の利かないスープになる。狙った行動がどう生まれるかを想像して、最小限のイベントで因果が追えるように設計しよう。

まずは役割分担を明確に。画面上の小さな動きは関心のシグナル、長いスクロールは興味の深さ、購入は意思決定の証拠。それぞれを同じフォーマットで保存するために、必須パラメータ(user_id, event_time, page, value, referrer)を共通化すると後で解析が楽になる。

具体的にはこんな切り口で分けると実践しやすい:

  • 🚀 Click: ボタンID・場所・リンク先を送る。ABテスト名を付ければ効果測定がすぐできる
  • 🐢 Scroll: 到達率(50%/75%/100%)と滞在秒数を組み合わせてホットエリアを検出する
  • 💥 Purchase: 商品ID・価格・クーポン・決済方法を一緒に送ってLTVや離脱ポイントを追う

実装のコツは「粒度」と「ノイズ管理」。イベントは細かすぎるとデータが膨らみ解析が面倒になるし、粗すぎると原因がわからない。デバウンスやサンプリング、重要度レベル(必須/補助)を決めてから実装しよう。

最後に命名ルールは厳格に。verb_object_v1 のようにバージョンを含めると後から互換性が保てる。まずはコア3種(クリック・スクロール・購入)を抑えて、週次でログを眺めながら味付けを微調整すれば、分析担当がいなくてもプロ並みの追跡が始められる。

Excel卒業?スプレッドシートで毎朝5分のダッシュボード

毎朝の数字チェックを「つらい習慣」から「5分で終わるルーティン」へ変えましょう。スプレッドシートならテンプレート化しておけば、データ取り込み→集計→可視化が一瞬で済みます。ポイントは「見るべき数を絞る」「自動で更新」「一目で分かるレイアウト」の三つだけ。

まずは必須KPIを3〜5個に絞る。ページビュー、コンバージョン、広告費、CTRなど。データはIMPORTRANGEやCSVインポート、APIからの連携で一元化し、集計はSUMIFSやCOUNTIFS、QUERYで。例えばコンバージョン合計は =SUMIFS(売上範囲, 日付範囲, ">="&開始日, 日付範囲, "<="&終了日) のようにしておけば、日付変更だけで期間集計が切り替わります。

可視化は小さな「KPIカード」とスパークラインでOK。大きな数字はセルを拡大し、条件付き書式で増減を色分け。異常値はアイコンや赤背景で強調すると、一目で要対応箇所が分かります。棒グラフや折れ線は最小限にして、ダッシュボードは縦スクロール1画面に収めるのがコツ。

最後に自動化。シートのコピーを日次テンプレにしておき、Google Apps Scriptやスケジュールされたインポートで更新を自動化すれば、朝は開いて5分で完了。コメント欄に気づきや次アクションを残す習慣を付ければ、分析担当がいなくてもチームで回せる実用ダッシュボードになります。

失敗あるあるを回避:サンプリング地獄・タグ漏れ・UTMカオスのチェックリスト

解析あるあるの落とし穴は「気づかないこと」。数字がぐらついたら焦る前にまずチェックを。ここではサンプリング地獄、タグ漏れ、UTMカオスの三大トラブルをDIYで潰す実践的チェックリストを、冗談交じりに、でも確実に動く手順で紹介します。

サンプリング地獄: データが「断片」でしか来ないと判断ミスが加速します。まずはレポートのサンプリング率を確認、必要なら期間を狭めるか、生データ出力(BigQuery等)で検証。サンプル依存の指標は代替指標を用意して補強するのが鉄則です。

タグ漏れ: ページごとにタグが正しく刺さっているかを確認するクセを。Tag Managerのプレビュー、公開バージョンの差分確認、dataLayerのイベント誤差チェックをルーチンに。デプロイ前には「必須イベントリスト」とチェックボックスを必ず通過させましょう。

UTMカオス: キャンペーン名の表記ゆれで分析が台無しに。小文字化、禁止文字のルール化、テンプレート化を導入。自動タグ付けが使えるなら活用し、手動UTMは運用フローに承認ステップを入れてミスを減らします。

最後に即実行のワンポイント。定期監査のスケジュール化、ショートテスト(サンプリング・タグ・UTMを毎週1ページずつ確認)、そして「差分ログ」を残すこと。ちょっとしたルールと習慣で、あなたのDIYアナリティクスはプロ並みに安定します。

07 November 2025