マーケティングニュース, 2026年9月26日: Googleがビジネスプロフィールの投稿で未確認の連絡先を削除へ

Googleは、ビジネスプロフィールの投稿に書かれた電話番号やメール、SNSのアカウント名に対する扱いを厳しくしました。Google Adsでは、セール中に入札の目標を変更できる範囲が限られていることがわかりました。BingはGoogleと同じ機能名を試しており、画像検索では画像をAIで作り直せるマークのテストも始まっています。
今日のテーマ:Googleがビジネスプロフィールの投稿で未確認の連絡先を削除へ
2026年9月25日、Googleはビジネスプロフィールの投稿に書かれた電話番号、メール、SNSのアカウント名に関するルールを厳しくしました。Google Postsは、ビジネスのオーナーがGoogle Business Profileのプロフィールに直接載せる投稿です。Google検索とGoogleマップに表示されます。
以前のヘルプは短く、"投稿本文に電話番号を書くことは常に禁止"と説明していました。今回Googleは、未確認の連絡先を含む投稿は削除される場合があると明記しました。対象には電話番号だけでなく、メールアドレスとSNSのアカウント名も含まれます。
別のヘルプページには、電話番号がそのビジネスに紐づいていると確認できない場合、投稿が却下されることがあるという説明も加わりました。ルールの対象は電話番号からメールとSNSにまで広がり、判断の基準は"ビジネスとの関連を確認できるかどうか"になったわけです。
この変更に気づいたのは、ローカルSEOの専門家であるHiroko Imai氏です。同氏は、連絡先を投稿本文に書かず、"詳細"や"予約"のボタンでウェブサイトやSNSに誘導するよう勧めています。
投稿で集客している店舗やサービス業は、これまでの投稿を見直した方がいいと思います。電話番号やメールが本文に残っていれば、ある日突然投稿が消えるかもしれません。連絡先はプロフィール本体と、ボタンのリンク先に任せるのが安全です。
2026年9月26日のその他のニュース
ローカルサービス広告(Local Services Ads)は、配管工や弁護士のような地域サービス向けのGoogleの広告フォーマットで、見た人がそのまま電話をかけることが多いのが特徴です。主に米国などで提供されています。これまではGoogle Adsで発行した番号をプロフィールの詳細設定に登録しておくと、広告にはその番号が表示され、通話が計測されていました。広告の専門家アンソニー・ヒグマン氏によると、2026年9月1日からは、すべてのローカル向けフォーマットでプロフィールのメイン番号が表示されるようになっていました。GoogleはXで、キャンペーンに住所アセットと電話番号アセットを両方設定している場合、住所付きの広告からの電話はその店舗の番号につながることがあると回答しています。番号だけにしてコール計測を残すか、住所を加えて計測をあきらめるか、どちらかを選ぶ形です。その後ヒグマン氏は、自分のアカウントでは正常に戻ったと報告しています。それでも、自分の広告に表示される番号は一度目で確かめておくべきです。
目標ROASは自動入札の一種です。広告主は広告費1円あたりどれだけの売上を得たいかを設定し、システムがその目標に合わせて入札単価を調整します。プロモーションモード(Promotion mode)は、セール期間中に有効にするモードです。このモードが有効な間、Google Adsには目標ROASを変更できないという通知が表示され、代わりにROAS tolerance、つまり目標からの許容範囲を変更するよう案内されます。この制限を見つけたのはアルパン・バナジー氏で、フリーランスのエイドリアン・デッカー氏もLinkedInで取り上げました。結論は単純です。セール中には直せないので、目標ROASはセールが始まる前に決めておく必要があります。
BingはMicrosoftの検索エンジンです。AIの回答を表示する検索モードはCopilot Searchと呼ばれ、別のタブで開く仕組みでした。テストでは、このタブの名前がGoogleのAI検索と同じ"AI Mode"になっています。Bingは以前にも、検索結果の上に表示するAIの回答に"AI Overviews"という名前を試しており、これもGoogleの機能名です。最初にこのテストに気づいたのはサチン・パテル氏で、スクリーンショットをXとSearch Engine Watchで公開しました。サイトを運営する側から見ると、検索エンジンのAI回答が共通の標準になりつつあることを示す動きのひとつです。AI回答向けのコンテンツは、Googleだけでなくすべての検索エンジンを意識して用意する価値があります。
これまでBingで見つけた画像は、そのまま表示するか、掲載元のサイトに移動するだけでした。今は一部の画像にマークが付いていて、その形は2種類あります。サチン・パテル氏が見つけた画像上の"Editable"という表示と、クシャル・ベルワニ氏が見つけた"Customize"ボタンです。Search Engine Roundtableの編集者バリー・シュワルツ氏の画面では、鉛筆のアイコンだけが表示されています。クリックするとMicrosoftの画像生成ツールBing Image Creatorが開き、画像を作り直せます。写真やイラスト、インフォグラフィックの多いサイトは、一部のユーザーがBingのエディタにとどまり、ページまで来なくなる可能性を考えておくべきです。
Search Engine Roundtableが404 Mediaの調査を紹介しています。評価者とは、システムの回答を人の手で評価する人たちのことで、Googleでは以前から検索結果の品質チェックを担っています。OpenAIの契約者はChatGPTユーザーの実際の質問を読んで回答を評価しており、内部資料によると、こうしたプロジェクトには10,000人以上が関わっている可能性があります。人材会社Mercorを通じて雇われた契約者のうち数人は、評価がAIで書かれたと判定されて契約を切られました。Mercorは言語モデルの使用が禁止されていることを認め、OpenAIはコメントを控えました。マーケターにとっては、自社ブランドが出てくるかもしれないChatGPTの回答が、生身の人間の評価からも学習しているというひとつのリマインドです。
店舗オーナー、広告主、サイト運営者がやるべきこと
- Googleのビジネスプロフィールを運用している人:投稿本文から電話番号、メール、SNSのアカウント名を消し、"詳細"や"予約"のボタンで誘導してください。
- ローカルサービス広告を出している人:広告を開いて、実際に表示されている番号と、通話が計測に入っているかを確認してください。
- Google Adsでセールを準備している人:プロモーションモードを有効にする前に目標ROASを決めてください。有効にした後に動かせるのは許容範囲だけです。


